2011年10月21日

テーマは「高齢者支援」第26回 『感DoUp!コミット会』

昨日10月20日に第26回 『感 Do Up!コミット会』を開催しました。
今年の4月より『感 Do Up!コミット会』はテーマを絞って、それに関連した事業者の方に発表していただいております。

今回は「高齢者支援」です。
世界に先駆けて、超高齢化の進む日本では、その高齢化社会の抱える課題が多く見受けられます。
高齢者の就業、独居老人、地域全体で考える在宅医療、買物難民など多くの問題があります。
少子高齢化社会のさまざまな課題、と理解しつつも、核家族化が進んだ私たち労働世代には、
なかなか目の前の問題としてとらえにくい「高齢者支援」
今回、その「高齢者支援」をコミュニティビジネスの視点で取り組んでいる4つの事業者様に発表していただきました。

テーマは「高齢者支援」第26回 『感DoUp!コミット会』











まずは、退職された方たちが、高齢者の不安をなくし、安心した生活をサポートするNPO法人 クローバー福祉安全機構。電球の取り替えから階段の手すりの取り付け、不要物の整理、廃棄まで高齢者の「困った・・・」を解決するための事業を幅広く行っています。

次に、高齢者に住居の賃貸を行う特定非営利活動法人 介護賃貸住宅NPOセンター。入居者である高齢者とアパートなどの賃貸住宅のオーナーの間に入って、センターが入居する高齢者の方の生活をサポートする“見守り”を行う事を条件に借り上げ、高齢者の方が安心して生活できるように支援しています。

高齢化が進む福岡市を中心とした都市部の団地で糸島の新鮮な魚介類や無農薬野菜、加工品などの「安心安全な食材」を販売する朝市を開催する届け隊福岡LLP。新鮮な食材が近場で買えない高齢者の要望に応えるだけでなく、都会と農漁村、シニアと若者の連携を実現しています。

最後に、患者の意思を尊重しながら住み慣れた生活の場で行う在宅医療の広がりに伴い、それらをサポートするための『在宅医療支援システム』を構築し、医療機関との連携を実現した特定非営利活動法人 在宅医療サポート協会。自宅や介護施設を訪問する「在宅療養支援診療所」と連携を図り、 理想的な訪問診療を推進しています。

テーマは「高齢者支援」第26回 『感DoUp!コミット会』











今回取り上げた問題、それに対するコミュニティビジネスは一部に過ぎません。
もっともっとたくさんの課題があり、またそれらを解決するコミュニティビジネスがあると思います。

参加者の方から「今回の会が考えるきっかけになった」というお言葉を頂いております。
本当にこれから私たちひとりひとりが考えていかなければならないと、考えました。

その他、詳しい様子は後日こちらで↓ご報告します!
http://www.cb-commit.com/Commit_Community.php


Posted by Commit Men at 14:23