2012年02月17日

30回目となる『感 Do Up!コミット会』を開催!

昨日、30回目となる『感 Do Up!コミット会』を開催しました。
今回のテーマは「中間支援」、40名もの方にご参加頂きました。

普段、なかなか耳にすることの少ない「中間支援」という言葉。
まちづくりや社会貢献、地域貢献活動をする団体の多くが、団体単独の活動だけでは広がりが持てず、さらには収益の安定化につなげることが困難な状況です。

私たちコミットも福岡市のコミュニティビジネス(CB)事業者の販路拡大を支援することが目的の組織です。
その設立の背景として、CB事業者の取り組む事業分野が、従来の「会社」では、収益性を考えると事業化することが難しかった小ロットやニッチな分野のため、収益を上げることが容易ではないことがあります。さらに、NPOや個人事業者なども多く、収益を上げられないことにより事業を持続させることが困難なのです。
このような団体を支援するのが「中間支援」組織です。

最初に、NPO法人 えふネット福岡 坂口氏にお話頂きました。従来の事業に加え、今回は2つの新規事業についてお話頂きました。特に、「CB/SBのためのレンタルオフィス紹介及び事務局代行事業」であるCB/SB事業者向けインキュベーション施設“BIZ-POINT”はCB事業者にとって魅力的なものだったのではないでしょうか。今回この事業を支援する株式会社インテグレーションの野中氏にもお話頂きました。

次に、NPO法人 子どもNPOセンター福岡 長阿彌理事には、行政への提言活動や協働活動、さらにはCBの振興に関わる様々な取組をご紹介いただきました。
特に、「CBを進める上での3つの留意点」など福岡市のCB相談窓口を開設以来6年間担当されているその経験からみるアドバイスを頂きました。

最後に、NPO法人NPOふくおかの濱砂理事長にお話頂きました。
福岡の市民活動をサポートし、「NPOをエンパワーメントするNPO」として活動する12年間の実績をご紹介。特に、福岡市NPO・ボランティア交流センターの管理運営、指定管理者として福岡の市民活動を6年半支援し基盤を作り上げてきた際の、苦労話などもお話頂きました。

それぞれ様々な視点から、福岡市のCBを支援する「中間支援」組織がどのようなものか理解できたのではないかと思います。このような組織が、まちづくりや社会貢献、地域貢献活動をする団体をつなぎ、その活動を支援しているからこそ、福岡で活動する団体は明るく元気でいられるのだと、改めて感じました。

各団体の活動紹介の内容など、詳しくは改めてコミットのHPでご報告致します。

ご参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。

30回目となる『感 Do Up!コミット会』を開催!


Posted by Commit Men at 11:51